打ち仰のく(読み)うちあおのく

精選版 日本国語大辞典 「打ち仰のく」の意味・読み・例文・類語

うち‐あおの・く‥あふのく【打仰】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 少し頭を上げて後方にそらし、上の方を向く。感嘆して、または、得意になって、天を仰ぐ。
    1. [初出の実例]「あぢきなく、道かやうに浅くなり侍るとてうちあふのき給ひしなり」(出典:東野州聞書(1455頃)一)
    2. 「打あをのいて天子をみまらすれば」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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