打ち吹く(読み)うちふく

精選版 日本国語大辞典 「打ち吹く」の意味・読み・例文・類語

うち‐ふ・く【打吹】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 風が起こる。
    1. [初出の実例]「風うちふきつつ波たかくなる」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 息を出して鳴らす。
    1. [初出の実例]「乱声(らんじゃう)、鼓、物の音ひとたびにうちふき、弾きあはせたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む