打ち吹く(読み)うちふく

精選版 日本国語大辞典 「打ち吹く」の意味・読み・例文・類語

うち‐ふ・く【打吹】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 風が起こる。
    1. [初出の実例]「風うちふきつつ波たかくなる」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 息を出して鳴らす。
    1. [初出の実例]「乱声(らんじゃう)、鼓、物の音ひとたびにうちふき、弾きあはせたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む