打ち呉る(読み)うちくる

精選版 日本国語大辞典 「打ち呉る」の意味・読み・例文・類語

うち‐く・る【打呉】

  1. 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 任せる。渡す。
    1. [初出の実例]「此の馬の癖として、口をば主(ぬし)に打くれて胸にて走る馬也けり」(出典源平盛衰記(14C前)二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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