打ち潮垂る(読み)うちしおたる

精選版 日本国語大辞典 「打ち潮垂る」の意味・読み・例文・類語

うち‐しおた・る‥しほたる【打潮垂】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 涙にぬれる。涙を流す。また、がっかりしてしおれる。
    1. [初出の実例]「うちしほたれ給へば、督の君、さすがにあはれにて」(出典:落窪物語(10C後)三)

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