打ち潮垂る(読み)うちしおたる

精選版 日本国語大辞典 「打ち潮垂る」の意味・読み・例文・類語

うち‐しおた・る‥しほたる【打潮垂】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 涙にぬれる。涙を流す。また、がっかりしてしおれる。
    1. [初出の実例]「うちしほたれ給へば、督の君、さすがにあはれにて」(出典:落窪物語(10C後)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android