打ち食ふ(読み)ウチクウ

デジタル大辞泉 「打ち食ふ」の意味・読み・例文・類語

うち‐く・う〔‐くふ〕【打ち食ふ】

[動ハ四]さっさと食べる。無雑作に食べる。
精進さうじ物のいとあしきを―・ひ」〈・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「打ち食ふ」の意味・読み・例文・類語

うち‐く・う‥くふ【打食】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) さっさと食べる。
    1. [初出の実例]「精進(さうじ)物のいとあしきをうちくひ、寝(い)ぬるをも」(出典枕草子(10C終)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む