打出鹿子(読み)うちだしかのこ

精選版 日本国語大辞典 「打出鹿子」の意味・読み・例文・類語

うちだし‐かのこ【打出鹿子】

  1. 〘 名詞 〙 模様表面に浮き出させた鹿子染め。絞り結いにしないで、ろうを塗って模様を浮き出させたもの。
    1. [初出の実例]「よくみれば打出し鹿子雲の帯」(出典:俳諧・大矢数千八百韻(1678)一三)

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