打物汚(読み)うちものよごし

精選版 日本国語大辞典 「打物汚」の意味・読み・例文・類語

うちもの‐よごし【打物汚】

  1. 〘 名詞 〙 切る刀を汚すだけで、何の益もないこと。刀の汚れ。
    1. [初出の実例]「汝等にむかっては打物よごしと思へども」(出典:叢書本謡曲・悪源太(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android