把伎郷(読み)はきごう

日本歴史地名大系 「把伎郷」の解説

把伎郷
はきごう

和名抄」諸本とも文字の異同はなく、高山寺本の訓「ハ木」、伊勢本・東急本・元和古活字本の訓「波木」から「はき」と読む。天承元年(一一三一)九月二五日の観世音寺三綱等解(国立公文書館内閣文庫/平安遺文五)には「把岐郷」とみえる。「続風土記」によれば、上座郡池田いけだ(現杷木町)の枝村に把伎があり、林田はやしだ星丸ほしまる池田穂坂ほさか久喜宮くぐみや(現同上)などを当時も把伎郷とよぶとしており、当郷はこれらの地域に比定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む