把伎郷(読み)はきごう

日本歴史地名大系 「把伎郷」の解説

把伎郷
はきごう

和名抄」諸本とも文字の異同はなく、高山寺本の訓「ハ木」、伊勢本・東急本・元和古活字本の訓「波木」から「はき」と読む。天承元年(一一三一)九月二五日の観世音寺三綱等解(国立公文書館内閣文庫/平安遺文五)には「把岐郷」とみえる。「続風土記」によれば、上座郡池田いけだ(現杷木町)の枝村に把伎があり、林田はやしだ星丸ほしまる池田穂坂ほさか久喜宮くぐみや(現同上)などを当時も把伎郷とよぶとしており、当郷はこれらの地域に比定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む