投木(読み)なげき

精選版 日本国語大辞典 「投木」の意味・読み・例文・類語

なげ‐き【投木】

  1. 〘 名詞 〙 木を投げること。また、薪(たきぎ)として火に投げ入れる木。和歌で、多く「嘆き」の意にかけていう。
    1. [初出の実例]「誰により樵(こ)るなげきをかうちつけに荷なひもしらぬ我に負ほする」(出典平中物語(965頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android