抜作(読み)ぬけさく

精選版 日本国語大辞典 「抜作」の意味・読み・例文・類語

ぬけ‐さく【抜作】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 愚鈍な人、まぬけな人をあざけっていう語。抜衆。抜蔵。抜六。抜作左衛門。
    1. [初出の実例]「ぬけさくのおとこ、二尺あまりのだらをさし、よそへ行けるが」(出典:咄本・当世口まね笑(1681)二)
  3. 特に抜き出てすぐれたもの。
    1. [初出の実例]「扨踊の体、是世界の抜作(ヌケサク)なり」(出典評判記・朱雀諸分鑑(1681)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む