抱き入る(読み)いだきいる

精選版 日本国語大辞典 「抱き入る」の意味・読み・例文・類語

いだき‐い・る【抱入】

  1. 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙
  2. だいて中に入れる。だき入れる。
    1. [初出の実例]「いとうつくし。〈略〉いだき入れて見まほしくこそあれ」(出典:枕草子(10C終)五九)
  3. 仲間に引き入れる。だきこむ。
    1. [初出の実例]「大勢のかたにいだきいれられて」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android