抹す(読み)まっす

精選版 日本国語大辞典 「抹す」の意味・読み・例文・類語

まっ‐・す【抹】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
  2. こすって粉末にする。粉にする。
    1. [初出の実例]「猪の毛十把を尅し末して」(出典:今昔物語集(1120頃か)二四)
  3. こすってなくなす。すっかりなくす。また、ぬりつぶして見えなくする。抹殺する。
    1. [初出の実例]「暮靄郭を抹して銀燭星を点じ」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉初)
  4. こすりつける。なすりつける。ぬりつける。
    1. [初出の実例]「海雲黄、霰雹前駆風簸沙」(出典:蛻巖集(1742‐46)三・詠雪)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む