拍子抜け(読み)ヒョウシヌケ

デジタル大辞泉 「拍子抜け」の意味・読み・例文・類語

ひょうし‐ぬけ〔ヒヤウシ‐〕【拍子抜け】

[名](スル)張り合いがなくなること。「難問が簡単に解決して拍子抜けする」
[類語]気落ち気抜け力抜け力落とし落胆がっかりがっくりげっそり失望絶望失意幻滅脱力虚脱・失墜感・腑抜け意気阻喪意気消沈しょんぼりぽつねんと悄然しおしおすごすごしょぼしょぼしょぼくれるしょぼたれるしょぼんとしゅん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「拍子抜け」の意味・読み・例文・類語

ひょうし‐ぬけヒャウシ‥【拍子抜】

  1. 〘 名詞 〙 はりあいがなくなること。心のはりを失うこと。
    1. [初出の実例]「打おくれ咲たんほほや拍子ぬけ〈貞農〉」(出典:俳諧・口真似草(1656)一)
    2. 「りきみし腕も拍子(ヒャウシ)ぬけ、今更抜にぬかれもせず」(出典浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例