拵え出だす(読み)こしらえいだす

精選版 日本国語大辞典 「拵え出だす」の意味・読み・例文・類語

こしらえ‐いだ・すこしらへ‥【拵出】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. なだめて、外に出させる。とりなして外に出させる。
    1. [初出の実例]「さてのみあるべきならねば、こしらへいだして、われもところどころにいでぬ」(出典:とりかへばや物語(12C後)上)
  3. こしらえだす(拵出)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android