拾歩(読み)ひろいあるき

精選版 日本国語大辞典 「拾歩」の意味・読み・例文・類語

ひろい‐あるき ひろひ‥【拾歩】

〘名〙
① 物を拾ってあちこちぶらぶら歩くこと。
② 道の状態のいい所だけを選んで歩くこと。ぬかるみなどをよけて、歩きやすい所だけを踏んで歩くこと。ひろいあし。
※海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹三六石崖の端を、とぼとぼと拾ひ歩きして行った」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android