持て渡る(読み)もてわたる

精選版 日本国語大辞典 「持て渡る」の意味・読み・例文・類語

もて‐わた・る【持渡】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 持ってこちらから向こうへ行く。また、持って向こうからこちらへ来る。
    1. [初出の実例]「百済国より彌勒の石の像をもてわたれり」(出典:観智院本三宝絵(984)中)
    2. 「火などいそぎおこして、炭もてわたるもいとつきづきし」(出典:枕草子(10C終)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む