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向こう ムコウ

デジタル大辞泉の解説

むこう〔むかふ〕【向こう】

正面。前方。また、前方の比較的離れた場所。「向こうに見える山」「向こうにいる人を手招きする」

㋐物を隔てた、あちらの方。「山の向こうの村」「通りの向こう
㋑距離を隔てた、あちらの方。目的とする地や、外国など。「向こうへ着いたら昼食だ」「向こうでの生活が長い」
相手。先方。「向こうが悪い」
今後。これから先。「向こう三日間」

向こう正面2のこと。
㋑「向こう桟敷(さじき)」の略。
歌舞伎劇場で、花道への出入り口
[補説]動詞「むかう」の終止形・連体形の名詞化として、歴史的仮名遣いは「むかふ」とするが、連用形「むかい(むかひ)」のウ音便形とみて「むかう」とする説もある。

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大辞林 第三版の解説

むこう【向こう】

向かい合っている正面。向かい。前方。 「 -の家」 「お-のお芳ちやんを呼んで来る/平凡 四迷
自分からやや離れている方向・方面。あちらの方。 「 -から先生がやって来る」 「みんな-で遊びなさい」 「はるか-」
物を隔てた反対側。 「山-」 「川-」 「 -の岸に渡る」
離れた土地。特に、外国。 「 -の人のやうに、出来るものでは無い/うづまき
かかわりのある人。相手側。先方。 「 -の言い分も聞こう」
(今の時点から)この先。今から。これから。 「 -一週間仕事を休む」
歌舞伎で、花道への出入り口。花道への揚げ幕のある所。
「向こう桟敷さじき」の略。 「大-」 〔この語は、動詞「むかう」の終止形または連体形が名詞化した語で、歴史的仮名遣いは「むかふ」であるとされる。なお、連用形「むかひ」のウ音便形とみる説もあり、この説に従えば、歴史的仮名遣いは「むかう」となる〕

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