精選版 日本国語大辞典 「持て馴らす」の意味・読み・例文・類語
もて‐なら・す【持馴】
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 持って馴れるようにする。使いならす。始終使っている。
- [初出の実例]「もてならししものをや。我めにはみじ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)忠こそ)
- 「ありつる扇御覧ずれば、もてならしたる移香、いとしみ深うなつかしくて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...