持帰(読み)もちかえり

精選版 日本国語大辞典 「持帰」の意味・読み・例文・類語

もち‐かえり‥かへり【持帰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 持って帰ること。一般には、その場ですませるような飲食物を、持って帰ること。また、買ったものを、運送してもらわずに、自分で持って帰ること。
  3. ある物を、持って行ったり、持って帰ったりすること。
    1. [初出の実例]「東本願寺などの僧が、毎日大勢店へおいてゆく、古い法衣をほどき、それを洗濯屋や染物屋や仕立屋へ自転車で持ち帰りするのが、銀作の仕事であった」(出典:二十歳(1933)〈川端康成〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android