持殺(読み)もちごろし

精選版 日本国語大辞典 「持殺」の意味・読み・例文・類語

もち‐ごろし【持殺】

  1. 〘 名詞 〙 持っているのに利用しなかったり、利用できないものになったりしてしまうこと。持ち腐れ。
    1. [初出の実例]「正直のあざのもちごろしに成て、一もとらず、太鼓の二もとらずに成て」(出典:浮世草子・咲分五人娘(1735)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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