持添(読み)もちそえる

精選版 日本国語大辞典 「持添」の意味・読み・例文・類語

もち‐そ・える ‥そへる【持添】

〘他ア下一(ハ下一)〙 もちそ・ふ 〘他ハ下二〙
① 物を持っている手に、さらに別の物を加え持つ。
狂歌・狂歌之詠草(1654)「此家にねのよき糸をもちそへて猶町一の分限にぞなる」
② 倒れたり落ちたりしないように助け持つ。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「おなじくせなかと、かた手をもちそへて おあぶなふございます」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android