最新 地学事典 「指臼岳」の解説
さしうすだけ
指臼岳
Sashiusudake
択捉島中部の太平側にある,基底直径が約6km,標高1,125mの成層火山。気象庁活火山名と同じ。別名はBaranski。山頂部には北西方向に開口した,径800mの馬蹄形火口が形成。火口内からは溶岩の流出や溶岩ドーム形成,その破壊が続いた。有史の噴火としては1951年の噴火が記録されている。現在も噴気活動が盛ん。択捉島中央部から,6,570~1,840y.B.P.の間の11層のテフラ層が見出された。これらは本火山を含めた択捉中央部の火山由来の可能性がある。岩石は安山岩およびデイサイト。
執筆者:中川 光弘
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

