振草川(読み)ふりくさがわ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「振草川」の意味・わかりやすい解説

振草川
ふりくさがわ

天竜川水系の大千瀬川(おおちせかわ)の上流域をいう。渓谷美に富み振草渓谷県立自然公園になっている。中心は愛知県北設楽(きたしたら)郡東栄町(とうえいちょう)で、史跡・遺跡が多い。河床の岩石にはポットホール群がみられる。ポットホールは甌穴(おうけつ)、かめ穴ともいわれ、鍋(なべ)状のくぼみをもつ河床の岩石のことである。流域には民俗芸能振草系花祭が伝承されており、花祭会館もある。中世の山城(やまじろ)設楽城跡は県指定史跡。観光拠点にとうえい温泉がある。

[伊藤郷平]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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