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山城 やましろ

14件 の用語解説(山城の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

山城
やましろ

京都府南端部,木津川市北部の旧町域。木津川の右岸に位置し,沖積平野とその東の丘陵,山地にまたがる。 1956年上狛町,高麗村,棚倉村が合体して山城町が成立。 2007年木津町,加茂町と合体して木津川市となった。

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山城
やましろ

徳島県西部,三好市西部の旧町域。吉野川上流の左岸にある。 1956年山城谷村と三名村が合体して町制。 2006年三野町,池田町,井川町,東祖谷山村,西祖谷山村の3町2村と合体して三好市となった。

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山城
やましろ

扶桑型戦艦」のページをご覧ください。

山城
やまじろ

山険を利用して山頂,山腹などに築かれた城。平野部に築城された平城 (ひらじろ) に対する語。江戸時代以前の武家の城郭はほとんど山城であったが,戦国時代末期以降,戦法の変化などによって山城は急激に減少し,江戸時代の大名居城のほとんどは平城になっていった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

さん‐じょう〔‐ジヤウ〕【山城】

山に築いた城。やまじろ。

やましろ【山城】

旧国名の一。五畿に属し、現在の京都府南東部にあたる。古くは「山背」と書いた。城州。

やま‐じろ【山城】

山に築いた城。→平城(ひらじろ)

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百科事典マイペディアの解説

山城【さんじょう】

山地を利用した。朝鮮では侵略軍から居住民を守るため1世紀初頭から山城が造られ,現代の朝鮮戦争に至るまで利用されてきた。日本では北九州瀬戸内海地方に残る神籠(こうご)石(6世紀,あるいは7世紀築城とされる),660年天智天皇が外寇に備えて築いた福岡の大野(おおの)城,奈良・大坂境の高安(たかやす)城などの朝鮮式山城,8世紀に築かれた中国式山城の怡土(いと)城が知られる。
→関連項目鞠智城平山城屋島城

山城【やまじろ】

中世の築城形式の一種。山地を利用した。時代とともに変化があり,山頂に主郭を置いただけの単郭式のものから,尾根に階段状に副郭を並べ,土塁・空堀を築き,山麓の居館(〈(たて)〉ともいう)まで連結させた複雑なものまである。
→関連項目観音寺城岐阜城山城多気城松山(岡山)

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世界大百科事典 第2版の解説

さんじょう【山城】

山地を利用した城をいい,日本では古代の山城と,平安時代半ばころから始まり,中世以降発達するものの2種がある。後者は山城(やまじろ)と呼ばれることも多い。古代の山城は大陸,とくに朝鮮半島の築城法の影響によるものが多く,三方を山に囲まれた谷を含めた縄張をもち,稜線またはその外側に鉢巻状に城塁を築き,谷の出口に城門や水門を築く。これを朝鮮式山城と呼びならわしてきたが,その内容は一様ではない。大きくは,百済滅亡後,新羅・唐連合軍の進攻にそなえて660年代に築かれた大野城から高安(たかやす)城にいたる一連の城(いわゆる天智築城の城)と,それ以前の築城と考えられる神籠石(こうごいし)とに分けられる。

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大辞林 第三版の解説

さんじょう【山城】

やまじろ【山城】

山頂や山腹に設け、防御を自然の険しい地形に依存した城。 → 平城平山城

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日本の地名がわかる事典の解説

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世界大百科事典内の山城の言及

【高句麗】より

…このことから,匈奴や高句麗だけでなく,中国周辺の諸民族の反乱が起こり,新の滅亡の原因となった。最初の王都とみられる桓仁(かんじん)地方には,典型的な高句麗山城である五女山城と,桓仁の東15kmの高力墓子村の高句麗墓群とが知られている。五女山城は,通化に通ずる陸路と渾河の水路を扼する交通の要衝にあり,三方が高い山や絶壁で囲われ,二つ以上の谷間をとりこみ,南方だけが緩斜面になっている地形(栲栳(こうろ)峰)に山城を作っている。…

【城】より

…また,居住施設としての比重の高い(たて)や環濠集落,あるいは城壁で囲まれた都市を含める場合もあるが,その場合は城郭や城館という語を用いた方がよい。【村田 修三】
【古代】
 古代の城柵は7世紀中ごろの天智朝以前の神籠石(こうごいし)と,天智朝に唐や新羅に対する防備のため対馬の金田城,讃岐の屋島城をふくむ九州から大和にまで築いた城,8世紀の怡土(いと)城などの西国の防御的な山城(さんじよう∥やまじろ)と,8,9世紀に東北経営の拠点として築いた平城(ひらじろ)または平山城(ひらやまじろ)に分けることができる。 天智朝の百済人の指導による築城は,実戦的に防御正面に急峻な地形を選び,その背後に山稜がめぐる谷をとりいれた楕円形の平面をもち,山稜を石垣や土塁でつないでその間に数ヵ所の城門を配している。…

【朝鮮】より

…このように西方や北方の勢力を結集したモンゴルの侵略とこれに対抗,あるいは追従するなかで,民族文化を形成していったことをうかがうことができるであろう。朝鮮神話
[侵略に対処する山城]
 朝鮮はユーラシア大陸の東端にある半島で,大陸の諸民族の中では比較的民族間の戦争の少ないところである。しかし,日本のように民族間の戦争をほとんど意識しない社会とは異なり,日常生活の中でもこの点に留意してきた。…

【奈良時代美術】より

…白鳳美術の発端を白村江の敗戦とするゆえんは,天智朝(662‐671)はわずか10年に満たないものの,この時代,新たに初唐様式を積極的に摂取しようとした点に,文化史・美術史上の画期を求めようとするためである。
【天智朝】
 白村江の敗戦後,天智朝は大野城はじめ各地に山城(さんじよう)を築き,近江大津宮へ遷都するなど防備を厳にしながら,律令国家建設にひたむきな前進をとげようとする。百済滅亡後,多数渡来した百済人や,その後の半島の不安定な状況を反映する唐,新羅,高句麗からの頻繁な遣使を通して,初唐の新技術が導入されたと考えられる。…

【神籠石】より

…福岡県久留米市高良大社をめぐる切石列石を古く神籠石と呼んでおり,九州から瀬戸内一帯にみられる山をめぐる列石遺跡をこの名で呼ぶようになった。高良大社のそれから神域を示す施設との説もあったが,近年の調査で列石の上部には版築の城壁が築かれていることがわかり,古代山城施設であることが明らかとなった。列石列が,高い所では山頂を取り巻くように,山脚の近くではいくつかの小さな谷を取り込んで斜面に斜めに築かれる九州型と,列石列が山頂を鉢巻状にめぐる瀬戸内型がみられる。…

【山城】より

…山地を利用した城をいい,日本では古代の山城と,平安時代半ばころから始まり,中世以降発達するものの2種がある。後者は山城(やまじろ)と呼ばれることも多い。…

【城】より

…また,居住施設としての比重の高い(たて)や環濠集落,あるいは城壁で囲まれた都市を含める場合もあるが,その場合は城郭や城館という語を用いた方がよい。【村田 修三】
【古代】
 古代の城柵は7世紀中ごろの天智朝以前の神籠石(こうごいし)と,天智朝に唐や新羅に対する防備のため対馬の金田城,讃岐の屋島城をふくむ九州から大和にまで築いた城,8世紀の怡土(いと)城などの西国の防御的な山城(さんじよう∥やまじろ)と,8,9世紀に東北経営の拠点として築いた平城(ひらじろ)または平山城(ひらやまじろ)に分けることができる。 天智朝の百済人の指導による築城は,実戦的に防御正面に急峻な地形を選び,その背後に山稜がめぐる谷をとりいれた楕円形の平面をもち,山稜を石垣や土塁でつないでその間に数ヵ所の城門を配している。…

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