振落・篩落(読み)ふるいおとす

精選版 日本国語大辞典 「振落・篩落」の意味・読み・例文・類語

ふるい‐おと・す ふるひ‥【振落・篩落】

〘他サ五(四)〙
① (振落) 振って落とす。細かく揺り動かして、そこについているものを下に落とす。〔羅葡日辞書(1595)〕
② (篩落) 篩を使って、粒の細かいものを下に落とす。また転じて、ある基準によって、それに適さないものを排除する。ふるいにかける。
都会憂鬱(1923)〈佐藤春夫〉「さまざまな篩のうちのなるべく早いうちの奴でふるひ落された方が、結局はいいのですからね」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android