捩捩(読み)すじりもじり

精選版 日本国語大辞典 「捩捩」の意味・読み・例文・類語

すじり‐もじりすぢりもぢり【捩捩】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① からだをさまざまにまげくねらせること。
    1. [初出の実例]「翁、のびあがり、かがまりて、舞ふべきかぎり、すちりもちり、ゑい声をいだして、一庭をはしりまはり舞ふ」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一)
  3. ② あちらこちらにまがりくねって行くこと。
    1. [初出の実例]「越路へと帰りし鴈の跡はただすちりもちりと霞消行く」(出典:桜井基佐集(1509頃)春)
  4. ③ すねたり、ひねくれたりすること。また、そのような性質。
    1. [初出の実例]「お園へ話したことを、すぢりもぢりした厭味と聞かるるほどに」(出典:寝耳鉄砲(1891)〈幸田露伴〉一六)

よじり‐すじりよぢりすぢり【捩捩】

  1. 〘 副詞 〙 身をくねらせてもだえるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「左右の手にて尻をかかへて、いかにせんいかにせんと、よぢりすぢりする程に」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)五)

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