精選版 日本国語大辞典 「掛まく」の意味・読み・例文・類語 かけ【掛】 まく ( 「まく」は推量の助動詞「む」のク語法。助詞「も」を伴って用いられることが多い ) 言葉に出して言うこと。心に考えること。思うこと。[初出の実例]「栲領布(たくひれ)の懸巻(かけまく)ほしき妹の名を此の背の山に懸けばいかにあらむ」(出典:万葉集(8C後)三・二八五)「御主きりしと 掛まくも忝くもうけ堪へ給ふ御苦しみを観ずるにをひては」(出典:ぎやどぺかどる(1599)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例