推量(読み)おしはかり

精選版 日本国語大辞典 「推量」の意味・読み・例文・類語

おし‐はかり【推量】

〘名〙 人の気持やものの状態などを推量すること。
源氏(1001‐14頃)手習「それなめりと、おしはかりに聞けど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「推量」の意味・読み・例文・類語

すい‐りょう〔‐リヤウ〕【推量】

[名](スル)
物事の状態・程度や他人心中などをおしはかること。推測。「胸中推量する」「当て推量
推察用法
文法で、1の意を表す言い方。動詞に、文語では助動詞」「むず」「まし」「けむ」「らむ」「らし」「めり」など、口語では助動詞「」「よう」「らしい」や「だろう」「でしょう」などの語を付けて言い表す。
[類語]推察推測推定察し斟酌推断推認了察明察賢察高察拝察忖度憫察びんさつ推考端倪たんげい邪推類推酌量憶測配慮揣摩しま揣摩憶測しまおくそく心配り気配り心遣い気遣い推し量る酌む酌み取る思い思い勘繰る思いやるおもんぱかる推し当てる心当て気を回す見越す察する感じ取る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「推量」の読み・字形・画数・意味

【推量】すいりよう

推察する。

字通「推」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

激甚災害

地震や風雨などによる著しい災害のうち、被災地域や被災者に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法(1962年成立)に基づいて政令で指定される。全国規模で災害そのものを指定する「激甚災害指定基準に...

激甚災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android