接触阻止(読み)せっしょくそし(その他表記)contact inhibition

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「接触阻止」の意味・わかりやすい解説

接触阻止
せっしょくそし
contact inhibition

細胞互いに接触すると増殖阻害が起こることをいう。正常な細胞を培養すると細胞の密度が低いときはそのまま増殖を続けるが,やがて培養器表面を完全に覆い尽くすと増殖は停止し,決して多層になって増殖することはない。これは細胞が互いの膜表面の糖鎖を認知し,それを伸長させ変化させることで細胞増殖を阻害するといわれる。一方癌細胞では接触阻止は起こらず,培養器表面を覆い尽くしても多層になって増殖を続けることが知られている。これは癌化により,糖鎖を変化させる機能が失われたことに起因するのではないかと考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む