デジタル大辞泉 「糖鎖」の意味・読み・例文・類語 とう‐さ〔タウ‐〕【糖鎖】 ぶどう糖などの糖がグリコシド結合した化合物。結合する糖の数は最小二つから最大数万までさまざま。生体内のたんぱく質や脂質と結合し、細胞どうしの認識や相互作用に重要な機能を果たしている。ABO式血液型は、赤血球の表面にある糖鎖の違いによって分類される。→少糖類 →多糖類[補説]糖鎖は癌がんや感染症をはじめとするさまざまな病気にも関与しており、病態の解明や新薬の開発を目的とした研究が進められている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by