掻い紛る(読み)かいまぎる

精選版 日本国語大辞典 「掻い紛る」の意味・読み・例文・類語

かい‐まぎ・る【掻紛】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「かい」は接頭語 ) 人目につかないようになる。他のものと入りまじってわからなくなる。
    1. [初出の実例]「ともかくもいはで、かいまぎれて出で給ぬ」(出典:浜松中納言物語(11C中)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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