掻い調ぶ(読み)かいしらぶ

精選版 日本国語大辞典 「掻い調ぶ」の意味・読み・例文・類語

かい‐しら・ぶ【掻調】

  1. 〘 他動詞 バ下二段活用 〙 ( 「かきしらぶ(掻調)」の変化した語 ) 弦楽器調子を整える。また、弦楽器をひき鳴らす。演奏する。
    1. [初出の実例]「まして、琵琶かいしらべ、笛の音など聞えたるは、過ぎて往ぬるもくちをし」(出典:枕草子(10C終)二二四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android