掻い連ぬ(読み)カイツラヌ

デジタル大辞泉 「掻い連ぬ」の意味・読み・例文・類語

かい‐つら・ぬ【×掻い連ぬ】

[動ナ下二]《「かきつらぬ」の音変化》連れ立つ。
「むかし、男、逍遥しに、思ふどち―・ねて」〈伊勢・六七〉

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精選版 日本国語大辞典 「掻い連ぬ」の意味・読み・例文・類語

かい‐つら・ぬ【掻連】

  1. 〘 自動詞 ナ行下二段活用 〙 ( 「かい」は接頭語 ) =かきつらぬ(掻連)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「むかし、をとこ、逍遙しに、思ふどちかいつらねて」(出典:伊勢物語(10C前)六七)

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