掻き放つ(読み)かきはなつ

精選版 日本国語大辞典 「掻き放つ」の意味・読み・例文・類語

かき‐はな・つ【掻放】

  1. 〘 他動詞 タ行四段活用 〙
  2. すっぱりと切り離す。切り取る。
    1. [初出の実例]「自(みづから)喉ぶへ掻放ち」(出典太平記(14C後)三八)
  3. ( 「かき」は接頭語 ) はなつ。ときはなつ。はなちやる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android