三八(読み)サンパチ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

三八 さんぱち

1752-? 江戸時代中期の漂流民の子。
宝暦2年ロシアのヤクーツク生まれ。父三之助は,延享元年遭難して千島列島に漂着した陸奥(むつ)佐井村(青森県)の多賀丸乗組員。イルクーツクの日本語学校でまなび,天明2年「レキシコン」とよばれる露日辞典を編集して科学アカデミーに提出した。ロシア名はアンドレイ=イワノビッチ=タタリノフ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

さん‐ぱち【三八】

〘名〙
① 数の三と八。また、日や月の三と八。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
② 仏語。毎月三と八の日に念誦すること。また、その日。さんぱちにち(三八日)。
※空華日用工夫略集‐永徳三年(1383)一二月一八日「住持普明国師与余議定本寺行事礼数十余件。所謂四時・三時・二時・四節・三八等、大半倣天龍之例
③ (三と八との積で) 二四歳。
※浮世草子・好色床談義(1689)一「つらつらおもんみれば、年のほど三八のうちそとに見へ」
⑤ 竹刀(しない)で三尺八寸(約一一五センチメートル)の長さのものをいう。
⑥ 下人や草履取などの通名。
※ロドリゲス日本大文典(1604‐08)「サンシチ、サンキチ、イチノ ジョウ、イチノ スケ、Sampachi(サンパチ)

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