掻き消える(読み)カキキエル

デジタル大辞泉 「掻き消える」の意味・読み・例文・類語

かき‐き・える【×掻き消える】

[動ア下一][文]かきき・ゆ[ヤ下二]急に見えなくなる。「その姿は夜の闇に―・えた」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掻き消える」の意味・読み・例文・類語

かき‐き・える【掻消】

  1. 〘 自動詞 ア行下一(ヤ下一) 〙
    [ 文語形 ]かきき・ゆ 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( 「かき」は接頭語 ) あとかたもなく消える。
    1. [初出の実例]「凡てのつまらぬ対人感情がそのかがやきの前にかき消えて了ふのだった」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android