掻き霧らす(読み)かききらす

精選版 日本国語大辞典 「掻き霧らす」の意味・読み・例文・類語

かき‐きら・す【掻霧】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「かき」は接頭語 ) 一面に曇らせる。
    1. [初出の実例]「掻霧之(かききらシ)雨の降る夜を霍公鳥(ほととぎす)鳴きて行くなりあはれその鳥」(出典万葉集(8C後)九・一七五六)

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