掻取褄(読み)かいどりづま

精選版 日本国語大辞典 「掻取褄」の意味・読み・例文・類語

かいどり‐づま【掻取褄】

  1. 〘 名詞 〙 衣服の褄をつまみ上げて、歩きやすいようにすること。また、その褄や、その姿。掻取小褄。
    1. [初出の実例]「只ひとりかいどり褄(ヅマ)にて行ぬよのう」(出典:虎寛本狂言・法師が母(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android