掻桶(読み)かいおけ

精選版 日本国語大辞典 「掻桶」の意味・読み・例文・類語

かい‐おけ‥をけ【掻桶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かい」は「かき」の変化したもの ) 水を汲み出すのに使う桶。水汲み桶。
    1. [初出の実例]「かひ桶の龍骨車の桔槹(はねつるべ)すっぽんのと、真っ黒になって水の世話」(出典:ありべかかり(1772‐89頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android