掻首(読み)かきくび

精選版 日本国語大辞典 「掻首」の意味・読み・例文・類語

かき‐くび【掻首】

  1. 〘 名詞 〙 首をかき切ること。また、その首。
    1. [初出の実例]「起ぬふしぬなげきて、もだえこがれ給へば、松浦太郎重俊切手(きりて)にてありしが〈略〉おさへて掻頸にぞしてける」(出典平治物語(1220頃か)中)

かい‐くび【掻首】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かきくび」の変化した語 ) 首をかき切ること。また、かき切った首。
    1. [初出の実例]「かい首きってきてたも」(出典:浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android