揖保乃糸

デジタル大辞泉プラス 「揖保乃糸」の解説

揖保乃糸

兵庫県手延素麺協同組合が販売する播州そうめんブランド。厳選した小麦赤穂の塩を原料に伝統的な手延製法で作られている。登録商標

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の揖保乃糸の言及

【そうめん(素麵)】より

…1645年(正保2)刊の《毛吹草》には,山城の〈大徳寺蒸素麪〉,大和の〈三輪素麪〉をはじめ,伊勢,武蔵の久我(こが),越前丸岡,能登和嶋(わじま),備前岡山,長門長府,伊予松山など諸国の名物そうめんがあげられている。いまは宮城県白石(しろいし)のうーめん,富山県砺波(となみ)の大門(おおかど)そうめん,三重県四日市の三重の糸,兵庫県竜野の揖保(いぼ)乃糸,奈良県桜井の三輪そうめん,徳島県の半田そうめん,香川県小豆島の島の光,愛媛県松山の五色(ごしき)そうめん,および,長崎県西有家(にしありえ)の須川そうめんなどが有名で,昔ながらの手延べそうめんが珍重される。寒中に製造されたのを倉庫にねかせ,梅雨どきの〈やく〉を過ぎてから出荷される。…

※「揖保乃糸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android