握り込める(読み)にぎりこめる

精選版 日本国語大辞典 「握り込める」の意味・読み・例文・類語

にぎり‐こ・める【握込】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]にぎりこ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 握って、掌の中に入れる。握って閉じ込める。にぎりこむ。
    1. [初出の実例]「わたしは、口金をしめられると同時に、青年の掌の中にぐっと握(ニギ)りこめられました」(出典:蟇口の話(1930)〈岡田三郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android