摘み溜む(読み)つみたむ

精選版 日本国語大辞典 「摘み溜む」の意味・読み・例文・類語

つみ‐た・む【摘溜】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 若菜などの草をつみ取ってたくさん集める。
    1. [初出の実例]「つみたむることの難きは鶯の声する野辺の若菜なりけり〈よみ人しらず〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)春・二六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android