普及版 字通 「撒塩」の読み・字形・画数・意味 【撒塩】さんえん 雪。〔世説新語、言語〕謝太傅(安)の日に集し、兒女と義を論す。俄(には)かにして驟(すみ)やかなり。欣然として曰く、白として何の似たるぞと。兄の子胡兒(朗)曰く、鹽を中に撒くは差(やや)擬すべしと。兄の女(後、王凝之の妻)曰く、未だ柳絮(りうじよ)の風に因りてるに(し)かずと。大いに笑ひ樂しむ。字通「撒」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by