日本歴史地名大系 「播州姫路御城図」の解説 播州姫路御城図(姫路城図)ばんしゆうひめじおしろず 一九〇×一七六・五センチ成立 不詳、元禄八年写写本 姫路城管理事務所解説 肉筆彩色画。絵図の左下に「播州姫路御城図 元禄八年九月写之」とあり、姫路藩主本多忠国の頃に作成された城下町絵図。内曲輪は本丸・城主の屋敷などが詳しく描かれ、中曲輪に侍屋敷区割と侍名が、外曲輪に侍屋敷区割と侍名と町人町名が記されている。また外町として西に足軽町・町人町が描かれ、北の野里街道に沿った町人町、外京口門から東の山陽道と町人町の一部、南の飾万津道の一部が描かれている。平成六年姫路市文化財保護協会が復刻。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報