擂り鉢山(読み)すりばちやま

精選版 日本国語大辞典 「擂り鉢山」の意味・読み・例文・類語

すりばち‐やま【擂鉢山・摺鉢山】

  1. [ 一 ] ( すりばちを伏せた形に似ているところから ) 富士山異称
    1. [初出の実例]「尖頭形(ピラミッドがた)の島頂は忽ち変じて富士山(スリバチヤマ)形となれり」(出典浮城物語(1890)〈矢野龍渓〉一一)
  2. [ 二 ] 江戸上野(東京都台東区上野)清水堂の北の小丘の称。天神山

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android