デジタル大辞泉 「放ち鳥」の意味・読み・例文・類語 はなち‐どり【放ち鳥】 1 翼を切って池に放して飼う鳥。「島の宮勾まがりの池の―人目に恋ひて池に潜かづかず」〈万・一七〇〉2 飼っている鳥を逃がすこと。特に、放生会ほうじょうえのとき、死者の追善のため鳥を放すこと。また、放たれた鳥。はなしどり。「籠この内の名残り忘るな―心のままにあくがれぬとも」〈新撰六帖・六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例