放射性気体廃棄物(読み)ほうしゃせいきたいはいきぶつ(その他表記)radioactive gaseous waste

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「放射性気体廃棄物」の意味・わかりやすい解説

放射性気体廃棄物
ほうしゃせいきたいはいきぶつ
radioactive gaseous waste

原子炉再処理工場から発生する気体状放射性物質および核分裂生成物等を含む固体あるいは液体微粒子をいう。気体状放射性物質にはヨウ素 ( 129I ,131I ) ,クリプトン ( 85Kr ) ,トリチウム ( 3H ) ,炭素-14 ( 14CO2 ) などがある。固体や液体の微粒子はフィルタにより除去される。気体状放射性物質は特殊な処理が必要であり,安全に処分するための固定化技術の開発が進められている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む