放射相称(読み)ホウシャソウショウ

デジタル大辞泉 「放射相称」の意味・読み・例文・類語

ほうしゃ‐そうしょう〔ハウシヤサウシヨウ〕【放射相称】

生物体の中心軸を通る相称面が3個以上あること。桜の花やヒトデなどにみられる。

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精選版 日本国語大辞典 「放射相称」の意味・読み・例文・類語

ほうしゃ‐そうしょうハウシャサウショウ【放射相称】

  1. 〘 名詞 〙 生物の一個体または器官等で相称面が三個以上ある相称。リンドウウメなどの花など。輻射相称

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「放射相称」の意味・わかりやすい解説

放射相称
ほうしゃそうしょう

相称

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世界大百科事典(旧版)内の放射相称の言及

【相称】より

…後者は主軸とそれに交わる一つ以上の副軸をもつもので,これに3種の相称が含まれる。第1は三つ以上の相称面をもつもので,放射相称と呼ばれ,ウニやヒトデなどの棘皮(きよくひ)動物(相称面は五つ),ヒドラやクラゲなどの腔腸動物(相称面は四つないし六つ,またはその倍数)がそれである。この体形は固着生活や浮遊生活に適応した生物に多い。…

※「放射相称」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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