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放射線の線量限度と医療で使う放射線量 ほうしゃせんのせんりょうげんどといりょうでつかうほうしゃせんりょう

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家庭医学館の解説

ほうしゃせんのせんりょうげんどといりょうでつかうほうしゃせんりょう【放射線の線量限度と医療で使う放射線量】

 放射線の被曝量(ひばくりょう)はできるだけ少ないにこしたことはありません。
 国際放射線防護委員会(ICRP)は、放射線の線量限度(やむをえない場合の上限値)の勧告を行なっています。
 1990年のICRP勧告によると、放射線作業従事者は5年で100ミリシーベルト、かつ50ミリシーベルト/年、一般公衆は1ミリシーベルト/年となっています(1ミリシーベルトは1000分の1シーベルト)。
 放射線による検査や診断における被曝量は、検査の種類やからだの部位にもよりますが、多くが一検査につき0.1以下~数ミリシーベルトというわずかなものです。
 放射線療法では、がん細胞に最大のダメージを与え、健康な細胞には最小限の影響しか与えないよう、つぎのように決められています。
 1日あたり2グレイ、週5日、6週間(計30回)で合計60グレイが標準線量であり、最大線量です。ただし、がんの種類や大きさ、進行度によって線量は決定されます。
 シーベルトは放射線が、人体に与える影響をはかる単位(線量当量)、グレイは、生体に吸収されるエネルギー量(吸収線量)を表わす単位です。

出典|小学館
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